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  ◇岡部茶便り◇VOL.2 2000年11月9日
   http://www.岡部茶.jp.io/
   (  http://www.okabecha.com/  )

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 来年の東海道400年祭宿場祭りに合わせ、国の補助金で町が和風新築に
変わり始めています。岡部は21番目の宿場で、お茶と干魚・豆腐が名物で
旅人により栄えた宿場でした。宿屋も10数件もあります。1軒残った築160年の
古い脇本陣宿『柏屋(かしばや)』が、国の文化財指定を受けて7億5千万円の
補助金で改修され11月5日にオープンしました。
 柏屋は元本陣の別家で、幕末には質屋も兼ねていました。明治には郵便局と
なり植林と田や茶畑の開発に力を入れた大地主でした。昭和20年の敗戦により
資本家は解体(アメリカ案)。村の地主は農地解放(ロシア案)。農地は耕作者の
手に渡りました。地主達は米を作ったことがなく、戦後のインフレで地主は資産を
無くし、栄枯盛衰を物語っていました。広い土地と古くて大きい家を88歳まで
1人で守り抜いたおばあさんにより、岡部に文化と名を残してくれました。
柏屋の子孫は、東京で暮らしているということです。
 岡部茶は昔、宿場の木戸の外で“かご”の乗り場です。前の西行山最林寺は、
徳川家より十石の寺領で遠方からのお参りがあり、最近は旅姿マニアの集団まで
通ります。通称「こうや(紺屋)のじいさん」増井さんは、戦後旅姿で最林寺に
お参りに来た有名人でした。染物技術に昔の伝統を守り、古い物とお茶を愛した
人です。彼が京都に出品した反物が、小津安二郎監督に認められ、当時の名
女優山本富士子さんが映画「彼岸花」の中で着用。彼は一躍脚光を浴び「日本の
“染物の増井”」と名が変わり、注文が殺到しました。また、柏屋に泊まる旅人と、
岡部に多く住んでいた籠かきの疲れを癒すため、専称寺は一ト火灸(ひとひぎゅう)を
考え出しました。肩こり・足腰の“つぼ”に灸を1つすえる(火をつける)だけで
痛みが消えると評判になり、旅人により東西に知られることになりました。
この秘伝を今に守り現代人の痛みをも取り除いています。我慢とコダワリ・古い
体質が岡部には残っておりますが、ようやく芽が出てきたような気がします。

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 今月のおすすめ
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 『茶農家のおばあさんの金山時』
 美味しいと評判の金山時。今年もようやく出来ました。

 『お歳暮の受付を開始します。』
 日頃お世話になっている方へ、自然食・お茶の詰め合わせはいかがでしょうか。
   970円 鰹けずり11パック
  2450円 無農薬みどり100g3本入り
  3400円 桜えび 長ひじき 焼きのり とろろ昆布 無農薬みどり
  その他、ご希望の詰め合わせが出来ます。

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 岡部茶こぼれ話
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 10年ほど前、お茶農家の組合員で昔の『お籠』を作りました。竹細工が得意な人が
お湯に漬けたり、火であぶったり・・。岡部茶便りを作っているとき、天井から吊るして
ある『お籠』を見て、『お籠』作りの大変だったこと、面白かったこと、懐かしそうに
みんなで話しました。
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発行:茶業農協 岡部茶
無料配信/みなさんからのご意見・ご感想・耳寄りな話題をお待ちしています。

◆お問合せ・メールアドレス変更希望の方は、 okabecha@quartz.ocn.ne.jp
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